電撃萌王に至るまでの『東方香霖堂』のあらすじをまとめようとしたりしたページ

以下は、現在(2006年7月)「電撃萌王」にて連載中の小説『東方香霖堂(ZUN氏著)』の過去のあらすじを個人的にまとめたものです。
『東方香霖堂』は過去複数回掲載雑誌を変更した経緯もあり、古いものは現在ではなかなか手に入りにくいものもあります。
(私も、初期の連載分などは古雑誌屋を梯子してようやく見つけました)
そこで、自分内部での情報整理も含めて、こうして一度まとめてみようかと。
Web上で公開するのは、最近東方プロジェクトにはまりはじめて、過去の香霖堂を読んでいなくて新連載先の「電撃萌王」の購入を躊躇う方に、とりあえず過去はこんなお話がありましたよ、とお伝えできればと。
そうして、東方世界に稀少な眼鏡っ子(笑)である霖之助の認知度が上がればいいなあ、とか思ったりしたりしたわけです。
そういうことで、言い訳完了でよろしくお願いします。

*あらすじは、本編を読む楽しさを阻害しないよう、簡素事務的にまとめさせていただきました。
この色で書かれている部分は、本編からの引用になります。
*古雑誌屋とかにいけば、2年以上前の第一話も手に入ると思います。

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話
第一話 幻想郷の巫女と十五冊の魅力(前後編)

第一話らしく、主人公である霖之助の性格傾向と、周辺人物(霊夢・魔理沙)との相互関係を伝えることに終始。

[掲載場所]
カラフルPUREGIRL2004年2〜3月号

[登場人物]
・森近霖之助
・博麗霊夢
・霧雨魔理沙
・妖怪の少女

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 
神社のお茶が切れたので人里に買出しに行った霊夢は、帰り道に道祖神の上に座って本を読んでいる妖怪を発見。
なんとなく退治して、大切にしてそうだったからその本を奪って戦利品とする。
しかし、弾幕ごっこの際に後ろからの戻り弾(一条戻り橋みたい?)でスカートを破かれてしまったので、香霖堂で直してもらうことに。
読書の最中に霊夢に訪問された霖之助は、代金をツケにしてスカートの直しを請け負う。直してもらうまでの間、霊夢は霖之助の服を(勝手に)借りることにする。
霊夢が着替えている間に魔理沙も香霖堂にやってきて、霊夢の荷物を勝手に漁る。すると、件の妖怪から奪った本というのは、現在霖之助が読んでいるシリーズものの本のラスト2冊であった。
どうしてもその本が欲しい霖之助は、霊夢と交渉して譲り受けることに成功する。
そこに、本を取り返しに妖怪が扉を壊しながら乱入してくるが、本はすでに霊夢から霖之助の手に移っている。妖怪怒る(まあ、そりゃ……)
とりあえず雪辱戦を望む妖怪に、霊夢の代わりに魔理沙が弾幕ごっこで戦う。

[霊夢の初登場シーン]
「なんだ霊夢か。勝手に居間まで上がってくるなっていつも言っているだろ?」
「そんなことより聞いてよ。酷い目に遭ったんだからー……」
 これだ。目の前の赤い少女は人の話を聞かない。少女の名前は博麗霊夢という。幻想郷で唯一の巫女だが本当に巫女かどうか疑わしい行動も取る。

[魔理沙の初登場シーン]
「何読んでるんだ? 香霖。」
 黒い影が言った。今日は朝から湯飲みが欠けたりして、嫌な予感がしてたんだ。
「あのなぁ。いつも言っていることだがー」
「勝手に上がってる来るな。だろ?」
 どいつもこいつも……。
*上記誤字「上がってる来るな」は原文のまま。
 
(前略)よく店に来るが、用が有るのかないのかわからない。
「今日は何の用だ? 魔理沙。」
「この本、まるで内容がわからないな。おっと、用はないが帰らないぜ。」
 用はないのか。  

[その他情報]
・霊夢と魔理沙のいりびたり具合。
 客と言ったはずだぜ、魔理沙はそう言いながら僕が読んでいた本を読み始めた。霊夢は勝手に戸棚から急須を出してお茶を入れ始めている。いつも通り勝手な奴らだ。客でもないし。
 
・霊夢の装備品は、霖之助が用意しているらしい。
「このスカート、こないだ新調してもらったばっかなのに……」
「見事に切れているな。なるほど図々しくもそれを僕に直せという訳だ。」
「今すぐにね。」
 
 それは本当だ。霊夢は店の物を持っていく、服や道具作成の依頼もする、お払い棒も僕が用意したものだ。
 
・霖之助は長生きをしている。
(前略)だが僕は、荒っぽいことはできないたちなのだ。それでよく生きていられるね、と彼女たちは言うが、僕はそれが普通だと思っているし、彼女たちの「何倍も」永く生きている。
 
・霖之助の趣味人っぷり。
「霖之助さん。どうせその本売らないんでしょ? 周りの商品もずっと変わってないし。」
 店の大半はコレクションであり、確かにあまり手放したくない。
 

[この回の扉イラスト]
*扉絵以外のイラストも素敵ですよ。
 
前編
 香霖堂内部で、霖之助、霊夢、魔理沙の三人。
 店内にはファンタジー的なものだけではなく、明らかにテレビと思われるものもある。
 
後編
 魔理沙と妖怪のバトル調のイラスト。
 本を読む霖之助と、霖之助の服を着てお茶を飲む霊夢も。

第二話 幻想の鳥

幻想郷の「幻想」の意味についてかなりツッコんだ回。

[掲載場所]
カラフルPUREGIRL2004年4月号

[登場人物]
・森近霖之助
・博麗霊夢
・霧雨魔理沙

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 
神社の境内で朱鷺(トキ)を捕まえた霊夢と魔理沙は、香霖堂で鍋を食べることにする。
霊夢が味噌の用意をしてから行くので、魔理沙は先に香霖堂に乗り込み、霖之助に鍋について報告する。
霊夢がやってくると、用意してきたのは赤味噌。白味噌派の魔理沙と意見が割れ、二人は弾幕ごっこで勝負を決めることに。
二人が勝負している間、霖之助は赤味噌で朱鷺鍋を作る。
霊夢が勝利して二人が戻ってきて、すでに赤味噌で調理してあることに、魔理沙は不平をもらす。

[香霖堂の商売状況]
 幻想郷の人里から離れた魔法の森、その森のすぐ近くに僕の店「香霖堂」はある。つまり人間の住む所と魔物のそれの中間の場所だ。この場所なら人間相手にも妖怪相手にも商売ができるかと考えていたが、実際はどちらからも「客」が来ることはことんどなかった。まぁ賑やかなのが来ることはあるのだが……。

[幻想の生き物]
 幻想郷は文字通り幻想の生き物が棲む。
(中略)
幻想の生き物と空想の生き物はまったくの別物だ。
(中略)
幻想の生き物とは幻想郷にしか居ない生き物の略である。いうまでもなく、僕も魔理沙も幻想の生き物である。
 
 しかし、なぜ朱鷺が急増したのかは僕にもわからない。まさか朱鷺も「幻想の鳥」となってしまったのだろうか。

[その他情報]
・幻想郷のラーメンとカレー。
「とんこつに紅しょうがをのっけるだろ? 味噌ラーメンに乗せるか?」
「カレーに福神漬けを付けるでしょ? 魔理沙はクリームシチューに福神漬けを付けるのかしら。」
「あの白色の中にある赤色には日本人の魂が宿ってるんだよ。」
「そんな紅白……、私だけで十分よ。(以下略)」
 
・霊夢と魔理沙の弾幕ごっこ。
 二人の決闘はいつも対照的である。一生懸命な魔理沙に対し霊夢は、わざとか性分かのん気な闘い方をする。勝負は大体霊夢の方に分があるのだが、魔理沙も負けてはいない。
 
「あぶないわね! 魔理沙、当たったらどうするのよ。まったくもう……」
「ああもう、何で当たらないんだよ!」
「魔理沙の弾は勝手に避けていくわ。親切ね!」
「まっすぐだぜ……。」
 

[この回の扉イラスト]
*扉絵以外のイラストも素敵ですよ。
 
 お勝手でエプロン姿で料理をする霊夢と魔理沙。
 本編の内容とは違い、魔理沙は魚(か海老)のフライを作っている?

第三話 完全で瀟洒なティータイム(前後編)

十六夜咲夜、瀟洒伝説。

[掲載場所]
カラフルPUREGIRL2004年5〜6月号

[登場人物]
・森近霖之助
・博麗霊夢
・霧雨魔理沙
・レミリア・スカーレット
・十六夜咲夜

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 
霊夢の不在に博麗神社に上がりこんだレミリアと咲夜は、紅茶的な何か(咲夜談)を飲もうとして、霊夢のティーカップを割ってしまう。
霊夢とお揃いのティーカップで紅茶的な何かを飲むため、レミリアは咲夜を香霖堂へと遣わす。
咲夜に要求されたティーカップとして、霖之助は自分のとっておきのティーカップを提供しようとするが、箱を開けてみると、ペアのティーカップのうち片方が魔理沙によって割られた後であった。
困る霖之助だが、咲夜はそのティーカップが欲しいと言って彼を驚かす。
そこに、霊夢がレミリアを引きずって香霖堂にやって来る。
家に勝手に上がられていたことや、自分のティーカップを割られていたことに怒る霊夢をよそに、咲夜は香霖堂で購入する予定の割れたカップを見せる。
困惑するレミリアに、そのカップでは要をなさないことを告げられた咲夜は、ティーカップを放り投げる。
驚く一同だが、ティーカップは床には落ちないで咲夜の手におさまり、その時には何故か割れたティーカップが修復されている。
後日、魔理沙が香霖堂に訪れた際に、霖之助は咲夜が時を止められる能力を持っていることを知る。
そして、売ったティーカップの柄が変化していたことを思い出し、別のティーカップの箱を調べてみると、そこには割れたカップと「ごめんなさい」の紙切れが入っていた。

[咲夜の初登場シーン]
「誰かいます?」
「ああ? あぁ、いらっしゃいませ。何か御用ですか?」
「ちょうど良いティーカップを探しているんだけど、ここに置いているかしら?」
 そこにはメイド姿の少女(しかも頻度は低いがお得意先である!)が立っていた。珍しく予想が外れたのだ、といっても、予想は一種類しかないから、お客が来れば常に外れだが。

[レミリアの初登場シーン]
(前略)このお嬢様、見ての通り吸血鬼である。今回は散歩中に神社に立ち寄ったらしい。
「散歩中でも、お茶の時間は必須なの。当然素敵なカップでね。」
(中略)
「私だって日光浴見くらいはするわ。ちなみに棺桶は死人が入る物。あなたは何か勘違いしてるわ。」
 日光浴見とは、日光浴をしている人を鑑賞することらしい。

[その他情報]
・幻想郷の火葬と、妖怪食事事情。
 火といえば、最近幻想郷は火葬が増えてきたようだ。今までは人間は死んだらすぐに消滅していたため――まぁ、妖怪の食料になっていたんだろう――ほとんど火葬が行われることはなかった。最近は、妖怪も高級志向になってきたのか、屍肉を喰らう者が減ってきたみたいである。
 
・幻想郷の嗜好品
 幻想郷では紅茶や珈琲といった嗜好品はメジャーである。異国の文化を持ち込む妖怪や、自然と流れ着いた道具や本などによって定着していった。
 
・レミリアの羽アクション
(前略)レミリアの方はというと、蝙蝠風の羽をピンと伸ばしている。あれは緊張なのか驚きなのかよくわからないが……。
 
・魔理沙の口癖
(前略)魔理沙の口癖「普通だぜ」から始まる説明によると、(以下略)
 

[この回の扉イラスト]
*扉絵以外のイラストも素敵ですよ。
 
前編
 紅い月の見える部屋でティーカップを手にして、座るレミリア。
 横に控える咲夜と、首輪をつけた黒猫(?)。
 
後編
 昼間の博麗神社で、日傘を持った咲夜とレミリア。

第四話 霖雨の火炉(前後編)

「霧雨」じゃなく「霖雨」なので注意。
前編は魔理沙の一人称で文章が進む部分がページの半分を占めるという特例的な回。
この回で、霖之助と魔理沙の関係がかなり深い部分まで語られている。

[掲載場所]
カラフルPUREGIRL2004年7〜8月号

[登場人物]
・森近霖之助
・霧雨魔理沙

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 
雨の降る日、魔理沙は霖之助にあげようと魔法の森でキノコを集めていた。
一人で黙々と作業していると、実家にいた頃に父親と霖之助が「ヒヒイロカネ」という金属について口論していたのを覗き見たことを思い出す。
ずぶ濡れで香霖堂を訪れた魔理沙にキノコを渡された霖之助は、とりあえず鍋を作ることにする。
タオルを渡された魔理沙は、かつて家を出る際に霖之助に作ってもらったミニ八卦炉が錆てしまったので、「ヒヒイロカネ」でコーティングして欲しいと要求する。
魔理沙が「ヒヒイロカネ」の名前を知っていることに驚く霖之助だが、詳しくは知らないのだろうと予想して、魔理沙が家に大量に持っている「鉄くず」と交換で仕事を請け負う。
三日後、魔理沙が「鉄くず」を持って香霖堂を訪れると、ヒヒイロカネ版のミニ八卦炉が完成しており、魔理沙ははしゃいで帰路につく。
さらに数日後、魔理沙は霖之助が「鉄くず」を大事にしているのを訝しがるが、霖之助はその中に「ヒヒイロカネ」でできた「草薙の剣」が入っていたことを語らない。
詐欺まがいの方法で宝を手に入れた霖之助は、将来気づかれた時の予防線のために、その剣に「霧雨の剣」と名づけることを魔理沙に告げる。

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第五話 夏の香霖堂(前後編)

[掲載場所]
カラフルPUREGIRL2004年9〜10月号

[登場人物]
・森近霖之助
・博麗霊夢
・霧雨魔理沙

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 
梅雨が終わっても、香霖堂の周囲だけではお天気雨(狐の嫁入り)が降り続けていた。
霖之助が事件を解決する霊夢の来訪を期待していると、期待通りにずぶ濡れの霊夢がやってくる。
霊夢は、香霖堂の周りだけの異変ということで霖之助を犯人として疑うが、「困っている」のひとことに折れて調査に出る。
実は、霖之助は雨が降り続ける原因を前回魔理沙から手に入れた「草薙の剣」にあると推理していたが、そのことは霊夢には黙秘していた。魔理沙にバレると困るからだ。
しばらくすると、店の外に稲妻が走り、お天気雨から一転して空が暗転し、豪雨が降り始める。
霖之助は霊夢が事件を解決したのだと考えるが、雨に濡れて香霖堂に入ってきたのは、魔理沙だった。
魔理沙は突然の豪雨がやはり香霖堂の周りだけと報告し、原因は霖之助にあるのではないかと問い詰めるが、霖之助ははぐらかす。
霊夢が戻ってこないので、魔理沙にも事件に挑んでみるかと促してみるが、魔理沙は濡れるのが嫌だと拒否。
さらに時間が経過すると、ひときわ大きな雷が落ちて、豪雨が止まる。
霊夢が戻ってくると、魔理沙は夕飯の用意をすると香霖堂のお勝手に向かう。
霊夢は雨が香霖堂の屋根裏に住み着いていた梅霖の妖精の仕業だったと報告する。だが、途中の豪雨がどうして起きたのかは不明だとも言う。
雨のせいで外に出ていなかったので、香霖堂の食料のほとんどには黴が発生しており、魔理沙の用意した夕飯は味噌と香の物がメインとなった。

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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第○話 ○○○○○○○○○○○○○○

[掲載場所]

[登場人物]
・森近霖之助

[あらすじ]
*時系列で出来事を並べただけなので、詳しくは本編をお読み下さい。
 

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