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「東方プロジェクトより『永遠と須臾の女神』」
東方プロジェクトより、永遠を宿すお姫様こと輝夜。
原初――まだその星がただひたすらに青かった時代。
記憶の彼方の時代。
月のお姫様は、その青い輝きを宙の狭間から覗き見る。
虚空より見下ろしたその玉は美しく、
しかし目を凝らしてみれば、
そこは微細な生き物たちの醜い淘汰だけが存在する、おぞましき修羅界の如き場所。
「なんて穢い場所だろう」
月のお姫様はそのように呟いたかもしれない。
それは争うものが存在しない無生無音の月に比べ、
あまりに騒がしく、そして死に溢れている生き死にの星。
イメージを見る。
自分に良く似た姿かたちの生き物が、やがてこの星に溢れ、この青さを失わせるイメージを。
ならば、と美しいもの、珍しいもの、そういうものが大好きなお姫様は思う。
「『これ』は私のコレクションなんだから、これ以上穢くされないようにコントロールしないと」
そうして、彼女は一手を放つ。
生まれたばかりの地上の生き物に力を与え、それに名前を授ける。
―― 妖怪 ――
そのように。
そうやって自らの生み出したものが、やがてその意図を外れて成長し、
愛し、憎しみ、彼女が『穢い』と思った生き死にの物語の主役になっていくとは、
さすがのお姫様も想像もしなかったのだけれど……
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とか、たまに妄想する。
いえ、「宇宙空間から地球を見つめる輝夜の絵」というシチュエーションからではなく、
『永夜抄』での紅魔館組との戦闘前に輝夜の語った、
「我々月の民は、地上人を魔物に変えて、地上人の穢れを調節してきた」
の辺りからなのですが。
と言うか、月の民はことあるごとに地上を「穢い、穢い」と言うのに、どうして穢れを調節してくれるのでしょうか?
幻想郷の妖怪のように、「地上の人間がいないと自分たちも存在できない」から?
(妖怪・月の民などは、地上人の認識・想像力が生むパターン)
それとも、上位種として地上の人間を監督している(もしくは、見守っているとも。友好的な宇宙人)から?
それとも、やっぱり地上人が問題ではなく、地球自体を綺麗に保つため?
(お月見ならぬ、お地球見のため? 月の民は、宇宙全体の環境を考えるエコ派?)
色々妄想の余地があり……楽しかったりします。
あと、ついでに変な妄想。
地上が月に比べて相対的に穢い、と考えた場合。
月 → 超科学力の未来都市。無菌社会!
地上 → 現行科学。空気中にも菌がたくさん。
という比喩だと、SFですね……。
精神的な穢れ無視の、物質視点になってしまいますが。